書籍

当社団法人トリアプローチの代表理事である日色(ひいろ)氏と、理事のS氏が、数々の書籍を出版している二見龍さんと対談を行い、その内容が書籍として出版されました。

<Amazonより引用>

中国で東洋医学を学び、博士号を取得した日色(ひいろ)氏と、特殊部隊に詳しいスカウト・インストラクター(ネイティブ・アメリカンの狩りの技術をミリタリーへ発展させたスカウト戦闘技術インストラクター)のS氏との対談は、異色の組み合わせだと驚かれるでしょう。この対談から、今まで明らかにされてきていない兵士として戦い続けるために必要な身体の深い部分の動きについて文章化を実現することができました。

日色氏には、身体を正常な状態に維持するための基本事項から、自律神経の乱れが身体に与える影響と食事の仕方、酒の飲み方、身体の蝕みを防止する方法、習慣化のポイントを具体的に解説して頂きました。さらに、東洋医学の観点から、戦闘要員が置かれる厳しい環境での睡眠のとり方、精神状態の維持、許容される戦闘員の普段からの体重の振れ幅、身体バランスについてS氏とともに対応要領を明らかにしていきました。 
会話が進み内容が深くなっていくと、とんでもない脱線話が出てきて、そこから違う方向へ話が進んで盛り上がってしまうなど、対談は長時間におよびました。この内容をどのように編集をしていくか思考を繰り返しながら、長時間の対談内容を編集していくに従って、射撃の腕を確実に上げる感覚統合を取り入れた訓練や身体の限界状態に関する内容と回復法がより鮮明になるというプラスの効果もありました。
本書では、特殊部隊において人間の能力を限界まで引き上げる過酷なトレーニングと様々な手法と身体の深い部分の活用において日色氏の東洋医学とつながっていることを明らかにしました。
射撃など戦闘技術を高めるために感覚統合の強化法とその方法についてのS氏のお話は、とても興味深い内容となりました。この内容は、ミリタリーの書籍では、なかなかお目にかかることができない内容といえます。

本誌が皆様のお役に立つことができれば、幸甚の喜びです。